シチズン Q&Qのバンドを交換した - 氾濫原 から1年半ぐらい。バンドがボロボロになったので交換
[Fullmosa] 時計バンド ベルト 全12色スマートウォッチバンド ベルト 腕時計バンド 交換ベルト本革 レザー 18mm レッド 型番表をご確認ください cho45
シチズン Q&Qのバンドを交換した - 氾濫原 から1年半ぐらい。バンドがボロボロになったので交換
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ebay で 1300円ぐらいで買った。デザイン上不可解な点があるが一応そこそこ動いてくれる。パーツが多い製品になりがちなのでこれ以上安いものはないみたい。
ちなみにパタパタ時計は以下の点で優れている
このような特徴から、子どもでも読みやすい。一方で秒単位の正確な表示はできない。
この製品の場合1時間に1度バネの復元によって「時」を送っているため割と大きな音がする。分送りではあまり音はしない。秒針のカチコチ音はする。
普通のクオーツ時計だが、使っているのは分針の動きだけになっている。時針はムーブメントに存在しておらず、流用と思われるムーブメントも内部のギアが一部省かれていた。秒針は生きてるが使われていない。
ムーブメントから伝わる分針の動きで「分」の文字盤を動かしている。「分」の時刻あわせレバーの爪は独立して文字盤を送る。
「時」の文字盤は「分」の0分と連動するようにカムが仕掛けられており、時刻あわせレバーと共用のラチェット・バネと連動して「時」の文字盤は送られる。
ちゃんと「時」が送られないことがある。0分の少し前に「時」の文字盤を送る爪が次の歯に落ちなければらないのだが、これがうまくいかないことがあるようだ。(カムによって爪が次の歯に落ちる→カムのリセット時に爪にかかったバネで文字盤が送られる)
中をあけて爪を少しけずって調整したらうまく動くようになった。
写真をみたらわかるけど文字盤がなぜか 20mm ぐらい奥にあるため、横からだと時計の数字を読むことができない。この空間、たぶんフリップするとき全面の保護板にぶつからないようにという意図だと思う。
とはいえ気に入らないポイントなので、なんとかすることにした。具体的には 3D プリンタで筐体の一部を作りなおして、表面を化粧板で覆うような形を目論んだ。
プリントパーツをあまり大きくしたくないため、前後の固定用パネルだけプリントした。どちらも1回プリントしたパーツを元に修正し、2回目でおおよそいい感じにできた。
電池ケースは別途プリントしてはりつけた。Flexing battery holders with integrated springというもの。
電池2つ使っているけど、並列に繋いであるだけ。元々の時計がそういう設計だったので踏襲してる。
桐材 (別の用途で買ったが使わなかったもの) を使って外箱をつくった。CNCで切り出し、穴開けをした。実際はノミで穴をあけたバージョンもあったが綺麗にいかなかったためCNCでやりなおした。機械のほうが早いし精度が良いし楽というのを身をもって体感することに。
仕上げは今までやったことないことを、と思いワトコオイル (ダークウォールナット) を使ってみた。しかし扱いにくいですね……
簡単な蟻継ぎ・ホゾ継ぎをやってみたがむずかしかった。ケガキが間違ってるのか、加工で失敗しているのか、そのどっちもなのか、ピッタリはまるようにできなかった。大工さんはすごい。