特筆するほど難しいことはないけど書いておく。基本的に dd を使う方法が最速だと思うけど、dd コマンドはうっかり使うと死ぬ感じなので、こういうことは GUI で行いたい。なので、ディスクユーティリティを使用してバックアップを作る。
SD カードをさしこむとディスクユーティリティにでてくるので、各パーティションをアンマウントして (boot だけ自動でマウントされるはず)、カード (この例では 32.02GB APPLE SD Card...) を選択して、ツールバーの「新規イメージ」を選択する。
新規イメージでは、デフォルトで「圧縮」が選択されているはずなので、そのまま適当なディレクトリに保存する。
するとコピーがはじまる。基本、SDカードそのものの読み出し速度に律速される。手元のカード (Class 10) の場合、25MB/sec ぐらいで読み出されて、圧縮で 8〜16MB/sec で書き込みがある。32GB だと、32 * 1024 / 25 / 60 で、22分ほどかかる。最終的に 18GB になった。
Mac では Linux で使われる extN には対応していないので、Raspberry Pi の ext4 のパーティションはマウントできない。コピー中、パーティションのタイプ自体は認識されているけど、ext2 として認識されている。
圧縮された .dmg ができるので、復元 (あるいはクローン) もディスクユーティリティを使う必要がある (Mac 上でマウントして復元、または hdiutil convert してから)。dd + gzip だとどこの環境でも簡単に復元可能なので、どっちもどっちかなという感じ。