いろいろでてきてる。
Raspberry Pi
Type A と Type B があり、Type A はイーサネットポートと組込みUSBハブがなくメモリが少ない分少しだけ安い。
BeagleBoard Black
本体は Raspberry Pi と同じぐらいの価格だけど、
- CPU がより高速
- オンボードなフラッシュメモリがある (SDカードもつけれる)
- 消費電力がより低い
- GPIO が多い
という特徴がある。内蔵フラッシュメモリがあるので、(それにおさまるなら) SDカードがいらない分、Raspberry Pi よりコスト面でも有利。一方で欠点は
- 入手性
- Raspbery Pi はかなり安定して手に入る感じだけど、BeagleBoard Black はそうでもない感じ
- 情報源
- やはりちょっと少ない
Intel Galileo
価格的に上であげたものの1.2〜1.5倍ぐらいする。現時点ではまだ日本未発売。1月中旬らしいのでそろそろかな。2A のAC アダプタとケーブルが一部付属っぽいので、(それらが必要な人なら) そんなに割高とはいえないかもしれない。
Linux が動いてるけど、Arduino 互換を謳ってる。ピン互換があって Arduino 用にでまわっているシールドがつかえるのと、開発環境も Arduino のものが使える。
気になるのは
- グラフィック出力がない (HDMI とか)
- 消費電力 (詳しいスペックがわからないけど、2A のアダプタが付属ってことは結構あるのかな)
Arduino
Arduino は AVR というマイコンを使って動いているので、Linux は載っていない。本当にローレベルなことしかできないし、CPU クロックも20MHz程度。2000円〜3000円ぐらいで買えるみたいだけど、できることと、実装方法の苦楽の差を考えると Raspberry Pi や BeagleBoard Black のほうが圧倒的にコストパフォーマンスは高い。
個人の見解のまとめ
最初に手をとるなら Raspberry Pi がよさそう。もっと要求がでてきたら BeagleBoard Black がよさそう。Intel Galileo はなんともいえない。
さらに別の回路を複雑に繋げたり、役割分担をさせたくなったら、Arduino 的なものを導入してもよさそう。
しかし AVR 使うなら、普通にチップ買えば1個あたり50円〜300円程度 (チップによる) なので、個人的にはそのほうがいいと思う。ただ、Arduino はオールインワンな感じの開発環境がキモなので、それが欲しいなら Arduino はいいかもしれない。(自分で互換のブートローダーを書きこんでもいいけど)