ebay で買ったシリーズです。$3 ぐらいで買いました。以下らへんのモジュールとよく似たものです。
MQ-135 のほかすこし実装 (LM393など) があります。LM393 はコンパレータで、基板上の半固定で設定した閾値でデジタル出力できるようになっています。アナログ出力は MQ-135 直結です。
MQ-135
空気の汚染度に感度があるセンサーで、ベンジン・アルコール・煙などに反応しやすいと書いてあります。CO2 にもある程度反応するみたいで、ググると poor man's CO2 センサーとしても一定の人気があるみたいです。
自分としては、換気扇ごしに外からタバコの煙が自宅に入ってくることがあってほとほと不愉快なので、どんな時間帯にそういう状況になるかをつきとめたいというモチベーションがありますが、そういう用途に使えるかはわかりません。というかテストのためにタバコを買うのも絶対に嫌なのでテスト不可能です。
仕様
MQ-135 自体がデータシートでプリヒートを24時間以上求めています。常時起動してないとダメですね。とはいえ1時間ぐらいで値はほぼ安定しているようには見えます。
MQ-135のデータシート的には10kΩ〜47kΩの負荷抵抗を想定しているみたいですが、このモジュールは 102 (1kΩ) の抵抗が負荷抵抗になっているように見えますので、普通に使うより感度が低くなりそうです。
ググると頑張って ppm 単位の絶対値出力を出そうという試みがあるのですが、素人がキャリブレーションしようがない (他の正確な絶対値センサーが必要) ので、基本的には相対的な値を範囲を一定期間モニタリングしたうえで値を把握して使うほかない気がします。
実測出力
- 200mV / 数時間通電後の無人の部屋
- 700mV / アルコールティッシュを近付けたとき
- 800mV / サカムケアを近付けたとき (イソプロパノールなど)
- 1660mV / プラモデル用接着剤を近付けたとき (アセトンなど)
意外と反応が良くて、臭いがあるとすぐ変化が出力されます。

