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スキルセット的にいろいろできるとは思うが、アルゴリズムとデータ構造とか機械学習まわりはほんとに苦手なので、そのへんでコンプレックスがある。
現状がうまくいってないのは、ひとつは業務ドメインに全く興味がないことが問題なので、まずこれはなんとかしたい。いままで「やってみれば興味持てるかな」と思ってやってみたことのすべてが失敗だったため、これを繰替えしたくはない。けどそうもいってられないことが多い。
「コード書くのが早い」ということになっているが、平均でみると普通の人より劣っていると思う。0→1のフェーズで異様に頑張れるタイミングが僅かにあって、単にそれが見えやすいだけである。
見えない不安にクソのように弱い自覚があるが、プログラムを書くということはバグ(という作った時点では顕在化していない不安)を作りこむことなので、根本的に向いてない可能性がある。
ぎりぎり30代なら他分野という選択肢があるかもしれないが、候補は思いつかない。ハードに関わってみたいとは思うけど (というよりハードとソフトがうまく連動してることが楽しいので)、あんまりそういう選択肢がない。
趣味の電子工作
趣味の電子工作には1つ溝がある
- 回路を組立てる (製造工程の趣味)
- 回路を設計する (設計工程の趣味)
で、両方混ざってることもある。設計する人は組立もすることが多い (基板製造・調達実装まで外注できるので、やらない場合もある)。いずれにせよ「てがけたものが動くのは楽しい」が原動力だと思う。
小学生とか中学生の電子工作はだいたい前者で、はんだ付けのスキルを養うみたいな感じ。プラモデルの組立と似てる。キットの組立とかはまさに。綺麗に正確に作れるかという分野で、これはこれで楽しい。
けど製造工程なので、設計工程やってる人からマウンティングされることがある。ほっとけやという感じだけど、意図としては「他人が考えたもの製造して何が楽しいの?」といったところだろう。まぁ楽しいものは楽しいんだけど。お前はジグソーパズルって何が楽しいの?とか言うのか? みたいな。特定の誰かを思い浮かべていってるわけではありません。
回路設計にも幅があるけど (大きくわけてアナログかデジタルかとか)、製造とはまるで使う頭が変わるので、同じ「趣味は電子工作」でもやってることが全然違ってくる。こっちは限られたリソースの中でやりたいことを実現するベストの組合せは何か?という感じ。プログラミングに似てる。どこまで電子工学を理解して、目的にあわせてどんな回路を採用するか、みたいなスキルなので、そういう引き出しが多くなると楽しくなる。
まぁとにかく「趣味で電子工作やってます!」には結構幅があって油断できない。