Rock64 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12382/ というのを買ってみた。

とりあえず minimal Ubuntu をいれた。

ssh は最初から有効。rock64:rock64 で入れる。

CPU温度などを連続でみる

sudo /usr/local/sbin/rock64_diagnostics.sh -m

便利ツールが最初からある。

そこそこ大きめのヒートシンクをつけてもCPUにフルロードかけると78℃近くまでいく。たぶんヒートシンク必須。だけどCPUクロックに制限かかるまではいかない。というかクロック制限はあるのだろうか?

ちなみにアイドル時にはクロックダウンする。

IR Reciever

GPIO2_A2/IR_RX/POWERSTATE2_u M21 に IR Receiver が繋っているが使いかたがよくわからない。RK3328 自体で NEC フォーマットの IR コマンドをサポートしているみたいだが Linux から利用するドライバがよくわからない。

まぁ GPIO 機能もあるので、こっちで読み出しをしてみることにしてみた。


GPIO2_A2 (2_A2 の部分を変換して pin 番号を求める) は 2 * 32 + ("A".charCodeAt(0)-65) * 8 + 2 = 66

root@rock64:/home/rock64# echo 66 > /sys/class/gpio/export

試しに IRKit に使えるフォーマットで受信データを表示するようにしてみた。IRKit は 2MHz sample のカウント数で表示されるので変換している。

//#!/usr/bin/env go run
package main

import (
	"fmt"
	"time"

	"github.com/brian-armstrong/gpio"
)

type Event struct {
	th int64
	tl int64
}

func main() {
	watcher := gpio.NewWatcher()
	watcher.AddPin(66)
	defer watcher.Close()

	events := make(chan *Event)

	go func() {
		prev := time.Now()
		var th int64 = 0
		var tl int64 = 0
		for {
			now := time.Now()
			delta := now.Sub(prev).Nanoseconds()
			prev = now
			_, value := watcher.Watch()
			switch value {
			case 1:
				tl = delta
				events <- &Event{th, tl}
			case 0:
				th = delta
			default:
			}
		}
	}()

	for {
		e := <-events
		fmt.Printf("%d %d\n", e.th/5.0e2, e.tl/5.0e2)
	}
}

IR 受信にはsys/gpio だと速度がちょっと足りないですね。

ref

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さくらのVPSはIPv4/IPv6デュアルスタックで、双方ともにグローバルアドレスがついているため、IPv4 しかない環境から IPv6 アドレスがついたホストへ SSH する際の踏み台に使うことができる。

  • ProxyCommand でホスト名をクオートすること
    • IPv6 のブラケットがシェルで解釈されないように
Host raspberrypi
User pi
Hostname 2001:db8::40c0
ProxyCommand ssh user@vpshost -W '[%h]:%p'

自宅のIPv6環境でアクセスする場合は、ルーターなどのファイアーウォールの設定が必要。家庭用ルーターはIPv6でも無防備にならないように、デフォルトでほとんどのインカミングパケットを破棄するので、特定ホスト・ポートへのアクセスを許可する設定が別途必要となる。

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