家庭用ミシンの押さえ(pressure foot)はいろいろ市販されているが、最大公約数的なものが多く「あとちょっと小さいのが欲しい」みたいな場合にめんどくさい。安い押えから削り出すという手もあるが、3Dプリンタで作るというのを試してみた。

モデル

例によって Fusion360 でモデリング。手元にあった適当な押えを採寸している。家庭用ミシンの押えはスナップオンでとりつける方法と、シャンクに直接固定する方法とがあるが、これは前者。

スナップオンの場合 1/16" (=1.5875mm) の軸が押さえ側にあり、それをつかませる形になる。横幅は約6mm。軸の太さはだいぶおおざっぱで、市販の押えも1.4~1.6ぐらいのようだ。今回は手元に 1.5mm のアルミ線があったため、これを利用した。アルミ線は柔らかいが、6mm 程度で押さえを取り付ける用途なら特に問題なかった。

軸の中心から針の中心までは 5.75mm 程度。この針穴は2mm程度あける。これで手元のミシンでは完全に中心に針落ちしてくれる。

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