トグルスイッチが面倒そうだと思ったけど、意外と簡単だった (正確な寸法はよくわらないけど)
デジタルノギスは良いものを買うべきと学んだ
結局ミツトヨのデジタルノギスを買ってしまった。ノギスは測定道具の中でも使用頻度が高くて便利な道具なので、まぁいいか…という気持ちになった。
500 Can't connect to lowreal.net:443 (certificate verify failed) というエントリを書いたけど、やはりデジタルは便利なので、3Dモデリングするときにかなり使っていた。しかしどうしても滑りが悪く、ガリガリひっかかってイライラしてしまっていた。同価格帯の別のデジタルノギスも検討してみたが、それで失敗しても嫌だし、さっさと評価が安定したものを買うという手になった。
以前のものと比べ
- 絶対値センサーである
- 圧倒的に動きが滑らか
- 器差が 0.02mm
- サムローラー付き
- 太陽電池
という点で異る。ケース付きで、中に品質チェックのシートも入っていた。
サムローラーが付いているノギスは初めてで、使ってみてわかったけど、これはとても便利。
太陽電池式なので「電源をオンにする」という操作がない。たケースから明るいところに出して数字がでるまで数秒待たされる。ホールド機能もないので普段の使用で使うボタンはない。原点初期化用のボタンが1つある。
計測だけなら結構暗い環境でもできる。が、原点初期化(相対距離測定)のために計測時より明るい場所が必要になる。蛍光灯の近くとかなら問題ない。
↓ のアナログのポケットノギスと比べると価格が10倍ぐらいになってウケるけど、国産 (Made in Japan って書いてある) のデジタルノギスが1万円ちょいと考えると安い気もする。
非導体系材料用に Touch Probe を作った
東急ハンズで真鍮の円柱を買ってきてそなりに磨いて、表面にM3で穴をあけてタップを切ってネジをさしこんだ。ネジ部分を Probe のワニグチクリップでつかんで使う。
ノギス(マイクロメーターを持ってないので)で計測すると約10.13mm なので、Probe したあとの Touch Off で 10.13 と入力すれば原点が正しく設定される。真鍮製で重いので簡単には動かず便利。
実際は非導体系用だけではなく、PCB のときもクリップでつかめないときが多いので使いそう。
このエントリを参照するエントリ
モデリングしたものを削り出す
Fusion 360 で SVG をインポートしてスケッチに利用する | tech - 氾濫原 でモデリングしたものを削り出した。
ちょうどいい色の材料がなくて、ちょっと微妙だけど、削り出すのはうまくいった。
CAM
Vカッターは「面取りミル」。「ポケット加工」で条件をうまいこと設定すると綺麗に削れる設定ができる。切削深さが適当になってないとちゃんと削れない。
削ったあと
プラモデル用の塗料を適当に塗った状態
耐水サンドペーパー #1500 で軽く磨いておわり
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Fusion 360 の練習 DC プラグ2連発
ストレートでいけるかな? と思ったらダメでした。
なの L型も作った。
なにがダメでしたなのか
なんでコネクタ類を執拗に作ってるかというと、ケースを作る際に干渉しないかとかを事前に知りたいため。主要なものは全てモデリングしないとダメなので地道。
ストレートのDCプラグだとケース内に入れたいものが納まらないことがわかったという意味。
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煙草への憎悪
受動喫煙と肺がんに関するJTコメントへの見解 << 国立がん研究センターについて
(国立がん研究センターの見解)
⇒ 受動喫煙は「迷惑」や「気配り、思いやり」の問題ではなく、「健康被害」「他者危害」の問題である。健康被害・他者危害があるという科学的事実に基づいて、公共の場および職場での喫煙を法律で規制するなど、たばこ規制枠組み条約で推奨されている受動喫煙防止策を実施することが必要である。
この調子でちゃんと規制されてほしい。
- 駅前でタバコ吸ってるやつってなんなの?
- 公園でタバコ吸ってるやつってなんなの?
- 保育園の前でタバコ吸いながら歩いてるやつってなんなの?
- マンションの廊下でタバコ吸ってるやつってなんなの? 家から追い出されてるの? 自分の家族の健康被害は考慮するけど他人は殺してもいいっていう思想なの?
広く薄く人に危害を与えてるやつは罪に問われないってのはおかしい。そして、加害者と被害者という関係なのに「どっちもどっち」みたいなこと言ってくる思考停止自称中立人間も消滅してほしい。
そこらじゅうに「路上喫煙やめよう」みたいなノボリが立ってるし、駅前には「禁煙」の張り紙が多数ある。「喫煙者のマナー」とかいうけど、言葉が通じない相手に「マナー」とか言っても全く意味がない。早急に実効性のある対策を国がやってほしい。言葉が通じない相手に個人が対抗する手段はないので、警察がなんとかすべきことだと思う。
Fusion 360 + Machinekit (LinuxCNC) でちゃんとパスがトレースされない
Machinekit (LinuxCNC) では G64 P0 (Blend Without Tolerance Mode) がデフォルトになっており、これは「送り速度優先」「公差無視」のモード。なのでフィードレートを早くしていると細かい動作のとき大きな公差が発生する可能性がある。(まんまとハマってしまった)
G64 P0.002 のように明示的に公差を指定するか G61 で常にパスに従うように指定する。普通に考えると公差指定のほうが良さそう。機械的要素から限界の精度は求められるので、すくなくともそれ以上の公差は指定したほうが良い。
パスの差
白い線が通るべき線、ピンクの線が実際に通った線
デフォルトだとこんなにカクつく…… (各種条件によります)
適切に公差指定すると以下のように
Fusion 360 では
ポスト処理には「tolerance」パラメータがあるのだけど、吐き出される GCode には G64 が含まれない。なんでやねんという感じだけど、どうやら linuxcnc.cps が対応してないっぽい。
しかたないので自分で .cps を書いた。machinekit.cps。自分のものは以下に置けばいいらしい。
~/Autodesk/Fusion 360 CAM/Posts
備考:.cps ファイルの差分
ちなみに、デフォルトの .cps は以下にある
~/Library/Application Support/Autodesk/webdeploy/production/{versionid}/Libraries/Applications/CAM360/Data/Posts
.cps ファイルはぱっと見 JavaScript ファイルっぽい。謎文法のクソファイルとかじゃなくていいですね。
試した感じ linuxcnc.cps に追加して、onOpen 関数の最後で以下のようなのを書いておけばよさそう。これでポスト処理ダイアログで指定できるパラメータが出力される。
if (tolerance) {
writeBlock('G64 P' + tolerance);
}