現状を参考程度メモっておく。

Comet UHV-6 HF/50/144/430MHzマルチバンド UHV6 - コメット

コメット

4.0 / 5.0

設置環境

幅2mほどしかないベランダから、コンクリートフェンスベースを用い、30cm ほど壁から離れたポールに 第一電波工業の CLB という基台を使って斜めにつきだして設置している。

集合住宅の1階なので、給電点は地上高1mぐらい。

アンテナの状況

UHV-6はオプションの 14MHz、18MHz エレメントをいずれも付けている。7MHz を先端に、14MHz, 18MHz, 21MHz, 28MHz はそれぞれ側面にバランスが悪くならないようにつけている。

給電点直下の同軸の1mぐらいの場所にフロートバランを挟んでいる (動作が安定する)

カウンターポイズ

それぞれのバンドで 0.75sq のケーブルで λ/4 に作ったカウンターポイズを付けている。これは圧着端子をつけて、基台のM8部分にビス止めしてある。

  • 7MHz 4本
  • 14MHz 6本
  • 18Mhz 4本
  • 21MHz 4本
  • 28MHz 4本

がついている。カウンターポイズの這わせかたはちょいちょいやる調整ごとに結構変わるのだが、今はベランダの外側の壁付近に、フラワーラックで20cm ほど浮かせて、ごちゃごちゃに絡まった状態で置いてある (別にそうしたかったわけではなく絡まってしまったので解くのがめんどうくさい)

SWR

アナライザーを見ながら、カウンターポイズでSWRが1近くになるように調整し、エレメントはその後、周波数を動かすために調整した。各バンドでは以下の通り






7MHz は 60kHz ぐらいしか SWR 2.0 未満にならないが、CW やる分には十分だし、かなり飛んでくれる印象がある。

14MHz はもっと下側に調整したほうが良さそうなので近々調整しなおしたい。

18MHz はエレメントの調整が足りてないが、そもそも近隣の人工雑音が多すぎて聞く気もせずそのままにしてある。

21MHz も CW やるならもっと下側に調整したほうが良さそうだが、SSB も聞きたいと思い中途半端な位置になっている。

28MHz は CW バンドにだけあわせてある。

50MHz はどうしてもSWRが落ちず、調整ポイントもないため諦めている。

所感

7MHz は結構満足できる交信ができている。毎日かなり強力に入る局が聞こえるし、10W 程度で国内はギリギリとってもらえる。海外も相手の耳が良ければ 50W で十分とってもらえる。

それ以外のバンドは正直強力に信号が入るということがない。ただ、50MHz 以外ではいずれのバンドでも海外と交信実績があり、ものすごく悪くはないと思う。

UHV-6 はマルチバンドだが、エレメントの調整は各バンド全く独立して行え、他のバンドに影響したりはしない。ただ、カウンターポイズ側はどうしても各バンドで多少の影響がある。一番波長が長い周波数からやったらうまくいった。

ざっくり纏めると「意外と飛ぶ」だし十分楽しいけれど、十分満足といえるほど聞こえるか?飛ぶか?というと、やはり難しい。とはいえ、フルサイズダイポールにしようが満足いくかというと微妙なので、現状の環境では十分ともいえそう。少なくとも、このアンテナに関しては設置体積対効果は高いし、マルチバンドにしてはそれほど高価なアンテナでもないので費用対効果も高いといえる。

Comet UHV-6 HF/50/144/430MHzマルチバンド UHV6 - コメット

コメット

4.0 / 5.0

ダイヤモンド CLB ヘビーデューティーキャリア・パイプべース(φ10~φ52)オールステンレス製 - ダイヤモンド

ダイヤモンド

5.0 / 5.0

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DXアンテナ

3.0 / 5.0

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