Windows 機がもう一台ほしいなということで DeskMini A300 で組んでみた。
CPU
Ryzen 5 2400G に。2200G でもそんな変わらなそうだけど、微妙にスペックが足りないってのは嫌なのでベストを選ぶ。割とゲーム類も動く内蔵GPUになっており、ちいさいサブPCとしてはかなり良いと思っている。
CPU クーラー
リテールクーラーが直接つかないので、DeskMini A300 の日本版にはクーラーがついてくるのだけれど、これが大変うるさいらしいので最初から使わないことにした。ちなみにこの DeskMini A300 付属クーラーは 70mm のファン。
あまり金をかけたくもないので、Ryzen 5 2400G に付属してくる Wraith Stealth cooler (リテールクーラー) を使った。前述の通りリテールクーラーは高さの問題 (幅などは問題ない) でケースに入らないが、問題はファンの部分だけ。
さらにはファンも無駄についているカバーをはずせばケースに納めることができる。このカバーは一旦ヒートシンクからファンをはずし、裏にあるねじをはずせばとり除くことができる。
カバーを止めていた突起の方向に注意してヒートシンクに取り付けなおす。筐体の入口に出っ張りがあり一見入らないかと思うが、ちょっと変形させてここだけ超えさせれば普通に入る。
リテールクーラーのファンは 95mm (ただしビス穴の間隔は80mmと同じ71.5mm)
基板上にあるクーラー取り付け器具をはずせばあとはそのままネジ止めでとりつけることができる。メモリにも干渉しない。
リテールクーラーのファンがそのまま使えることを知らなかったので別のファンも買ってしまった。上のは 80mm ファンをつけた状態。
どっちも試してみたけどどっちもどっちという感じ。今は口径が大きいリテールクーラーのファンをつけて回転数を少し落としている。
SSD
M.2 NVMe SSD (PCI-Express) 256GB を取り付けた。Intel SSDPEKKW256G8XT
マザーボードをはずして裏につけようと思ったが、裏面はヒートシンクをつける余地がなかったため、普通に表につけなおした。裏面につける場合は筐体に熱を逃がせるようにクールスタッフのようなものをつけるのがよさそう。
そんなにディスクを激しく使う用途ではないのでそれほど熱が問題になることはなさそう。HWiNFO で見ると室温+10℃程度だった。
メモリ
8GB * 2 (Crucial 8GB DDR4-2666 SODIMM CT8G4SFS8266) 特に理由はないけどメモリ速度が早めで商品数が多い 2666 にした。
GPU もメインメモリを共用するので最低でも 16GB は必要だと思う。UEFI で 4GB を GPU に割り当ててる (といっても普通は1GBも使わない) ので 12GB が OS 利用メモリ。
組立
AMD APU がはじめてなのでちょっと緊張した。ソケットが Intel と違ってロックしてもちゃんと抑えている感じが薄いので心配。CPUクーラーはずすときうまくできるかな
温度
室温20℃ぐらい。アイドル状態だと40℃ほど。
全コアに CPU 負荷をかけると即座に70℃ぐらいまで上昇する。ファンが最高速になったあとはじわじわ75℃ぐらいまで上昇していく。
GPU 50%、CPU30% ぐらいの状態だと50〜55℃ぐらいで安定する。
感じ
Core i7 6700 + メモリ 32GB + Geforce GTX970 + SATA SSD がメイン Windows PC なんだけど、それに比べても普通に快適に動く。
ただ筐体が小さくリテールクーラーを使っているせいもあってCPU温度が高めでファン音が本当に若干だけど気になる。別途クーラー買うかもしれない。(メインPCはかなりCPU負荷をかけても40℃もいかない)