首都圏外郭放水路の見学に行った
行ってみた。見学コースがいくつかあるけど、立坑体験コースにしてみた。
公共交通機関でいく場合は南桜井駅から徒歩30~40分ぐらいでなかなか遠い。
途中にあった香取神社
江戸川の土手は菜の花がいっぱいあって綺麗だった
見学の集合場所である龍Q館
地下神殿の地平部分。広い。
コントロールルーム。ここもロケ撮影に使われることが多いみたい。
立坑はヘルメット着用・安全帯着用なんだけど、最初に降りるこの螺旋階段が怖かった。あと折り返し階段も怖い。安全帯は上部キャットウォークを歩くときだけ使う。
立坑上部は春日部市がスケートボードパークとして整備しているらしい。セクションも基本的には持ち込みではなく市の管理で置いているとのこと。珍しい。立坑見学してるとドーンという低い音がするがスケボーの音らしい。
江戸川の出水部分
「可視化する機巧」(からくりすと個展) を見に行った
Xで個展やってるというツイートをたまたま見掛けたので、行ってみた。
展示作品と機構の説明模型が並べてあって工夫されて満足度が高い
ハンドルで動かせる『秩序ある無秩序』。これは3Dプリント品で、これだけ複雑なのにハンドルが重くなくひっかかりもなく不思議
『ホムンクルス』が特にリアルに見ると美しく気持ち悪くて良かった。
動画だと3Dプリント部品とボールベアリングがゴリゴリ使われはじめたのがなんとなく印象に残ってたけど、これが過去作品の説明のモデルにも採用されていてエモかった。
七社神社 / 渋沢史料館 / 北区飛鳥山博物館 / 紙の博物館 / 国立印刷局東京工場 / お札と切手の博物館
七社神社
渋沢史料館。渋沢栄一の史料館だけど本館はそれほど広くはない。ただ庭園と、晩香廬・青淵文庫も管理されてるみたい。
青淵文庫の内部
晩香廬の外観。中にも入れるが素足だとダメなので靴下の貸出もしているとか書いてあった気がする。
北区飛鳥山博物館。広くて立派な建物
- 縄文人も植物栽培をしていた
- 貝塚はゴミ捨て場ではない
- 弥生時代の展示が厚い
- ガラスと玉どうやって作っていたか疑問だったが、鋳型がある
- 江戸時代の花見弁当ものすごい。桜の樹木の下に展示してあって工夫してある。樹木の出来も良くて、暗いのもあってか本物に見える。
紙の博物館。少なくとも一度は来たことあるはずだけど、覚えてない。和紙の応用例に風船爆弾はなかった。
金唐革紙の特別展が面白かった。
国立印刷局 東京工場。入場が厳重。身分証明書も必要。構内ほぼ撮影禁止でコース見学のみ。
小田原工場で5000円札、東京工場では1000円札と10000円札を作っているとのこと。印刷工程を見れるのはほんの数分で、あとは構内の説明が多い。インクの匂いと機械の音がしていてまさに工場という感じ。国立印刷局のマークが何を示しているかよくわかってなかったけど、鳳凰とのこと。
大阪の「造幣局」が有名なので、造幣局でお札も全部作ってると思われてて悲しいという話をしていた。
1億円相当の紙束を持ちあげる展示があった。ただこれは後述する「お札と切手の博物館」にもあったのでここだけのものではない。
飛鳥山モノレールすげえ。こんなのあったのか。自動運転、無料。でも職員さんが上下に2人いた。下りに乗らせてもらった。
国立印刷局は東京工場とは別に、近くには王子工場があり、こちらにはお札と切手の博物館が併設されている。無料で自由に入れるし、展示だけなら東京工場の見学コースより充実している。職員さんがかなり丁寧に話かけてくれる。
- 世界のお札
- 公用旅券 外交旅券
- 平成5年の日本国債(紙)。神功皇后札をデザインしたキヨッソーネはもともと明治天皇を入れたかったみたいな話を聞いたけど、実際どうなのか検索してもわからなかった (キヨッソーネは明治天皇のコンテ画を描いてるが……)。
もともとは東京工場の見学だけのつもりだったけど、ついでに近くの史料館・博物館も見てまわった。飛鳥山の3つの施設は共通入場券で800円なのでだいぶ安い。
期外収縮不整脈で24時間心電図
健康診断で単発がひっかかってしまった。循環器内科で受けたので「(期外収縮は) よくあるし、たぶん大丈夫だろうけど、100人に1人ぐらいは問題見つかるし、立場上は精密検査をすすめます」といわれた。老化……
そういえば12月ぐらいから安静時の動悸と胸痛が時々あるなと自覚症状もあったし、長時間の心電図検査はやったこともなかったので、せっかくだからやってみることに。
つけたのはこれ (ホルター記録器 FM-1400)っぽい。想像より小さくてびっくり。腰に本体つけるみたいなイメージだった。シャワーぐらいなら浴びても良いらしい。拭くのが面倒なので浴びなかったが……
結果、一日中ずっと不整脈がでてるみたい。心室期外収縮が0.5%弱、上室期外収縮9%弱ぐらい。一般的にはちょっと多めですね~とのこと。ただ連発はないので、これをもってただちに危険ということはないらしい。
様子見しつつ半年後もう一度やって悪化してないかみたほうが良いとのこと。もともとの頻度がわからんから1回じゃよくわからんわな。
検査したところでどう治療するんだ?と思うけど、期外収縮だけでほかになにもないなら余計なことせず放置が基本なようだ。他の心疾患を見つける手掛かりとして使ってるということっぽい。
駒場博物館 / 駒場公園 旧前田家本邸
駒場博物館 建物がまず古い。中は綺麗に改装されてる。一般公開されてるのか不安になるけど大丈夫っぽい。
井の頭線の駒場東大前は通過は数えられないのに一度も降りたことなかった。すぐキャンパス入口なんだなとびっくりした。4月だからかサークル勧誘の立て看板が多かった。
博物館にはほとんど人がいなかった。
- 金属工芸からみる東部ユーラシア史
- 撮影禁止
- 面白いけど内容がというか説明が難しい。
- ただ内行花文鏡があってテンションあがった
- 美術展を本の世界で
- 各地展覧会のカタログが大量に置いてあって、座って自由に読める。
- 企画図書館みたいな
- 直近だと特別展はにわのカタログもあった
- 家に置くとこないしカタログ買ったことないけど結構凝ったものなんだなと思った
そのまま駒場公園まで歩いてみることに。しかし途中の家が豪邸ばかり。ただの豪邸じゃなく、それぞれ変な石材使ってたり建築に個性があって金かかってるなという感じがする家が多い。こわい。
駒場公園は中にある旧前田家本邸が本体 (旧前田家の敷地が駒場公園として整備されている)。駒場公園までくる途中の家も豪邸が多いのだけど、そういうレベルじゃない豪邸といえる。本郷から「質素な暮らしを望んで」駒場にうつったらしいが…… 質素とは……
華族の資金源がよくわからないが、世襲財産から出せてるのだろうか。
洋館は中が復元されて綺麗に整備されている。しかしこれで無料。しかも洋館、和館ともに30分ごとにボランティアの解説ツアーをしている。観光施設としてならだいぶ入館料とられそうなのに。都の教育施設扱いっぽい。
書斎の壁紙が復元金唐革紙らしい。数日前に紙の博物館で金唐革紙の展示を見たなと繋がった。
洋館だけど女中部屋は畳だったり、和館と繋がってたり和洋折衷な変なところもあっておもしろい。あまりにも異様なので洋館全体、異世界ファンタジーっぽく感じてしまう。
旧前田家本邸だけで満足してしまったので、下北沢まで歩いてから帰った。井の頭線の西口出口が『星座のなれたら』のキービジュアルのところっぽいので、そこの聖地巡礼だけしてきた。
晴れた日に知らない道を散歩してるときほど幸福なことはない
調布市郷土博物館 / 調布市文化会館たづくり1階展示室
調布市郷土博物館 展示室内は基本撮影禁止。受付に許可が必要。
- 受付ホールに映写機がある
- 縄文土器の欠片に触れるコーナーがある
- 大日本帝国政府の改正地券
- 調布学校下等小学第八級卒業証書
- 明治は小学校にも進級試験があった。
- 大正時代の京王電気鉄道の月極乗車券。かっこいい
- 空襲警報発令中の掛札。柿渋が塗られた紙製のメガホン。軍事施設が結構ある。
- 疎開先からのハガキがあってなかなか…… 「今日は朝から空襲になりましたね。今日はB29ぢやなくて小型の飛行機が来ました。」と子供の字で書いてある
- 衣料切符
博物館入り口にはよく他の博物館のリーフレットが置いてある。調布市郷土博物館 で調布×架ける×アート 沼田侑香 現実とエラーというのを見かけて気になったので行ってみた。
調布市文化会館のホールにも同じ作家さんの作品が飾ってあった。
そもそもアイロンビーズを3次元と考えたことがなかったのでヘ~と思った。
猿島 / 記念艦 三笠 / 横須賀市自然・人文博物館
猿島に行ってみた。横須賀から近い船で10分。トイレ綺麗。レンガ造りのかなり大きい長いトンネルが一応いちばんの見所っぽい。
展望台近くの休憩所でお昼を食べたけど、トンビがめちゃくちゃ狙ってきてこわかった。
猿島の乗船場のすぐ隣に記念艦 三笠がある。中の展示が充実してる。船の科学館にあった模型もこっちに移してあるようだ。
横須賀平和中央公園
高低差がすごい。高台の一番上にある。崖側には入り口がないので、ぐるっと南側にまわりこまないといけない。
横須賀市自然・人文博物館
- とにかく広い。2フロアある。
- 自然・人文というだけあって守備範囲が広い
- 土器など触れるコーナー
- 古い地方の博物館の独特の暗さがあって良い
13年勤めたLINEヤフー株式会社を退職しました
(前章) 2012年に株式会社ライブドアに入社できませんでした
そもそも入社のエントリを書いてなかったので簡単に書いておく
(2025年現在において2022年設立の株式会社ライブドア(4代目)があるのでややこしいんですが、これは無関係で、13年前まであった株式会社ライブドア(3代目)のことです)
もう13年も前ですが、前職を辞めてから2012年1月1日に入社したのは NHN Japan 株式会社でした。
NHN Japanは2011年11月7日、100%子会社であるライブドアを同社に吸収合併すると発表した。実施は2012年1月1日。一時はインターネットベンチャー企業の代表的存在として脚光を浴びたライブドアが、企業名としては消滅することになる。
面接や内定時はライブドアだったけど、ちょうど入社する日に、入社しようと思った会社が合併してなくなったのでした。幸いそのまま入社できましたが…… このときは Open & Share をまだ言っていたような気がする。
面接時に何年ぐらい働くつもりか?と訊かれて2、3年は……その後はわからないですと答えたことはよく覚えてます。
13年間
その後は西新宿、大崎、渋谷、新宿、四ツ谷?紀尾井町?リモートワーク?と働く場所が変化したり、仕事で使う言語もPerlからJavaやらKotlinへと変化していってました。社名も何度か変化してますが……
基本的にはLINEの周辺サービスのバックエンドとかをやってました。あんまり具体的に書くことはない。
感想
とにかく上司やチーム(開発以外でも、例えば特にQAなどの密接な関係チームも)には入社してから一貫して恵まれており「何をやるかより誰とやるか」という点で、入社から退社まで不満に思うようなことがありませんでした。同僚と話あわねーなと思うことがほとんどなかったし、おそろしくマトモな人ばかりだった。だからこそなんやかんや13年経っていたという感じですが……
しかし、ウェブ業界という元々ニッチで変化率が高いところに、インターネットが好きというだけの気持ちで飛び込んだため、ヤフーとの合併を経て組織が変わったことで、違和感はありました。
直近ではリモワの廃止ということで、インターネットでコミュニケーションサービスを提供しているのに、インターネットでのコミュニケーションに後ろ向きなのも謎だな、というきっかけもありました。
社会情勢の厳しさから考えても退職するのは悪手となりえるのではと理性は語りかけてきましたが、もうアラフォーだし、案外しっかり働ける残り時間も少ないと感じたので、ここで一度辞めることにしました。
江戸東京たてもの園 / 小金井市文化財センター / 東京農工大学 科学博物館
小金井公園の中にある。この公園自体がかなり良い環境。ここで昼から酒のんだら良すぎてアル中になりそう。
- 高橋是清邸
- 中に入れる (上がれる)
- ガラスも明治のものらしく不均一で味がある
- 昭和の町並みを再現している区画
- 壁にあるキズの多くは空襲によるものらしい
- 書道のお店の中がハリー・ポッターの杖の店みたいでかっこよかった
割と最近まで使われていた建物もある。
外国人らしき訪問者がかなり多かった。
見応えがある。
小金井市文化財センターに。歩いていると急に綺麗な森があらわれ、そのなかに建物がある。建物自体が浴恩館という歴史的建造物で、中が文化財センターになっている。誰もいなかった。
小金井市の郷土史料館的なもの。撮影は許可制なのでしてない。太平洋戦争時の出征幟は珍しいかも?
昭和のラジオなどもある。
奥の方に南寮という別の建物があり、こちらも入れる。
東京農工大学 科学博物館
- 糸をとる機械は火曜日は動態展示してるらしい。だいたい動くように整備されているとのこと
- 日産自動車が作ってるの?と驚いた
- 組紐の機械は動かしても良いという展示になっている
- 蚕の品種について意識したことがなかった
- こんなにあるんだ
- 品種違いでできる繭がぜんぜん違う
- 蚕の展示の途中に急に計算機の展示があってなんか面白かった
武蔵小金井をざっくり歩いたけど環境が良くて楽しい。
このあたり、調布飛行場の進入経路ぽくて、ギアダウンした飛行機が低空で飛んでいる。