オフィシャルのアダプタはかなり高い<ので https://www.thingiverse.com/thing:2551379 をプリントして USB シリアルを組合せた。

回路

使ったのは

Thingiverse の方法 (RX と GND に直接フォトトランジスタをつける) だと、FT234X ではうまくいかない。オシロで見た感じ立ちあがりが遅すぎたので、RX の内部抵抗が高いようだ。

なので普通に電源をとるようにした。FT234X は 5V トレラントなのでこれで問題ないはず。

読み出し

プロトコルは

あたりを参照すればわかる。

baudrate は 9600

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UTi260B はなぜか表示されている文字を消す機能がない。常に時計やバッテリー表示などを含めてコピーされる。これが邪魔なので消したい。

スナップショットとして撮影して SD カードに保存される画像には bmp (画面のハードコピー) と jpg (光学カメラの画像) がある。bmp のほうは実は単純な画面のハードコピーではなく、グレースケールの元データと若干のメタデータも入っている。

このデータを元に画像を再生成するツールが UNI-T-Thermal-Utilities に uniTThermalImage.py として含まれている。

基本的にこれを使えばいいのだが、HTML+JS で作ってあればマウスホバーでカーソル位置の温度の表示とかいろいろ融通がききそうでいいかなと思い、移植した。

https://cho45.stfuawsc.com/uni-t-thermal-utils/

元の python 版と同様の温度補正機能もつけてあるので、ホバー時の温度の精度も若干マシになっている。

カラーパレットと最大・最小温度のマークを表示する機能もつけてある。

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  3. サーマルカメラ UNI-T UTi260B の画像から文字を消す

サーマルカメラ UNI-T UTi260B を買ったが、近い距離だと結構ボヤっとしていて解像度が低い感じになる。そんなものなのかなーと思っていたが、Thingiverse で UTi260B にマクロレンズをつける例を見つけたので試してみた。

レンズ

UTi260B のスペック上、扱う波長は 8~14μm (遠赤外線)

通常の光学ガラスは赤外線を通さないのでサーマルカメラのレンズには適さない。

比較的安く入手性が良い CO2 レーザー (波長 10.6μm) 用のレンズである ZnSe レンズはだいたい 7~12μm あたりの透過性が高いらしいのでそこそこちょうどいい。

Aliexpress の WaveTopSign China PVD ZnSe Laser Focus Lens Dia.12 18 19 20mm FL38.1 50.8 63.5 76.2 101.6mm For Co2 Laser Engraving Machine というやつ。直径 20mm 焦点距離は 101.6mm で選んだ。約1500円程度。

小さいレンズとしては高いが、特殊用途のレンズとしてはかなり安い。

結果

近距離での撮影がかなり良くなった。

メリット・デメリット

メリット

  • 至近距離でより分解能が上がる

デメリット

  • 若干温度は低くでる (いくぶん透過性が下がるので)
  • レンズ中央以外の精度があやしい (光学レンズと同様、できるだけ大きいレンズを使うほうが安定する)
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  3. サーマルカメラの近距離分解能をレンズで改善する UNI-T UTi260B

100W だと 20V 5A になる。1m

室温25℃で90Wの表示が出てる場合、しばらくすると52℃ぐらいまで上がる。

手元のケーブルテスタだと、ケーブル全体としてはコネクタも含め180mΩ。P = I^2 R なので 5A 流れているとき 4.5W はケーブル全体 (ケーブルそのものの抵抗 + 電流検出部) で消費される。

電流検出部のシャント抵抗が 10mΩ だとすると 0.25W 程度が電流検出部で消費される。定格1Wで定格電力比率25%程度だとすると25℃程度の温度上昇はだいたいそんなもんかという気がする。

AWG 24 の銅線だと 84.2 mΩ/m なので、シャント抵抗で無駄になる電力はそこまで支配的ではない (12cm 程度に相当する)。

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