移動(謎
少し前にやったんだけど終わった後にじわじわと面白い。俺ネタバレとかよくわかんないんだけどおそらくこれはアレなのでやってない人かつやる予定の人は読まないほうがいいはず。
いきなりですが、太一は最後にもとの世界に戻ったと思ってる。電波が届いていたってのは世界が繋がっているってこと。んでB世界はめでたく太一が分解・再構成される前に終わったわけだけど、ラジオを通して七人が太一を間接的に観測していたおかげで戻ってこれた。という感じ。最後の七人はB世界の七人。世界がなくなってしまうのでお別れをいいにきた。その時点ではまだ太一はB世界。お別れがすんだ後、A世界にもどる。希望的すぎですかね。
なぜ (何千回もループして) 安定していたB世界が壊れたか。もともと太一たちがB世界にきて、一人目を送還するまではA世界は止まっていたか、B世界と一緒にループしていたはず。一人目を送還した時点で、どちらの世界も同時に動き出している (B世界は分解・再構成がされているけど) 。最後の送還が終わり、太一が一人になった時点で、B世界は完全な不安定 (謎) になり、あとはタイムリミットに向けて崩壊していくだけになった。みたいな?
一人になった時点、というか、太一は人間になったときにたぶん多世界観測者としての明確な能力を失っているので、そのせいで不安定になったのかもしれない。
「多世界観測者としての明確な能力」というのは、好きなように観測できるということ。太一はそもそも完全には持っていない。普通の人間も一応多世界観測者だけど一切好きなように観測できないので多世界観測者と呼ばない。呼ぶ意味が大してない。
七香は母親だけど、もちろん母親なんていないわけで、あれは太一の幻想。太一は多世界観測者だったけれど、本人は気付いていない。無意識で作られていた他世界を見る存在が七香だった。だから七香は祠についてや、B世界の神隠しについて知っていた。
多世界を観測したものは多世界に存在できるっていう話ですけど (これを肯定したうえで)、A太一が多世界観測者ならB世界にも太一は存在しているはず。んで、ソレB太一?っていうは間違いと考える。A太一とB太一は別人。A太一はA太一のまま多世界を観測している。いってしまえばA太一から見た七香がB世界でのA太一。
あと、祠は祠自身が観測者。別に人間が観測者である必要はない。祠は別の世界も完全に意識しているため固有の時間を保てる。太一は別の世界を意識できていないのでループに巻き込まれている。これはちょっと無理がある説明かな。
どうでもいいけど、別世界は完全に別になっているわけじゃなくて、すぐ目の前に重なっているようにして存在しているので、見方を変えるだけで世界を移動できる。見方を変えられるだけで世界を移動させられる。
重なっているので、ある二つの世界をそこに見たとき、まったく違わない部分があったらそこは重なっているようには見えない。差だけが浮き彫りに見える。だから世界の一部分だけが分岐しているように見える。世界は分岐するんじゃなくて最初からそこにある。タイムトラベルについても同じ。最初からある「自分が自分の両親を殺す」過去はそこに既に存在する。これはもともとの過去じゃない。タイムトラベルによって分岐され、生成されたわけでもない。時間を戻っているわけじゃない。過去に見える可能性の一つに移動しただけ。
一ヶ月ぐらい前にクリアしたやつだから細部をよく覚えてない。どっかが前提からおかしそうだ。わらい。
七香でぐぐるとクロチャが2位だな。さすが七香。七香いいよ七香
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